今日は西武新宿線『中井』界隈を散策しました。
先ずはランチ。 赤塚不二夫さんが愛したお店。
彼の漫画の中にも出て来るお店だそうです。
左が「(赤塚不二夫)イチオシ」。
串カツとおろしハンバーグ。醤油ベースのオリジナルソース付
右は④セット ジャンボエビフライ・カニのクリーコロッケ・ハンバーグ
蛇足ですが、土井善晴さんのサインや安住アナと石塚さんの写真がありました。
中井~下落合辺りは昔文士村の一つ。
今日は林芙美子記念館に行きました。
ボランティアガイドさんがいらしたので説明をしていただきました。
ここは芙美子が亡くなるまでの約10年間を過ごした家。
昔、個人の家には建坪規定があったそうで、芙美子と夫の緑敏が一軒ずつ家を建て完成後に両家を繋ぎ一軒家にしたそうです。
芙美子名義の家はすまいに、緑敏名義の家はアトリエ&書斎として使われたそうです。
画像左が芙美子の書斎、道を隔てて右が住いでした。
「放浪記」の舞台では芙美子が亡くなったのは右の家の居間を書斎に見立てたものでしたが、
実際は左の書斎で亡くなられました。
家全体に風が通る工夫、 女中部屋の2段ベッドはシベリア鉄道の客室を、台所は平等院を参考にと、随所に扶美子のアイディアが。
因みに台所に置かれていた冷蔵庫は川端康成が貰ったそうです。
今の若い人が憧れるシンプルライフそのもの。
水場、洗濯機を置いていたそうです。
庭は孟宗竹で覆われていたようですが芙美子が亡くなってから緑敏が手を入れ今の庭になりました。
作家林扶美子と言うよりも、ライフコーディネーターに触れた感じがしました。
武相荘(白洲次郎邸)も趣があり素敵だけれど、こちらも素敵なお家でした。
少し先にある御霊神社。
境内にある狛犬は右が口を閉じた叫形、左が口を開いた阿形と普通位置が反対になっています。
夕食は土井善晴さんのレシピから「新じゃがにんにくご飯」
画像ではチョットにんにくが分かりませんねぇ。
松本忠子さんの「にんにくの醤油漬」で使った少し酸味のある醤油をかけて頂きました。
美味しかったです。